都市の緑が里山を元気に、里山の緑が都市を潤す。

今や、日本の植物のおよそ25％が絶滅の危機にあると言われています。
その大きな原因の1つが「里山の荒廃」です。
かつて、里山に当たり前のように生育していた日本古来の植物は、人の手が入らなくなった真っ暗な里山の土に眠ったまま、芽を出さなくなったそうです。

そごう・西武では、“みんなのやさしさ、つなぎたい。” のメッセージのもと、お客さまと共に社会貢献活動を行ってまいりました。
その一環であるグリーン・ラッピングは、お客さまの森林再生活動をお手伝いする取り組みとして
多くのお客さまに、ご参加頂いております。

西武池袋本店屋上の「食と緑の空中庭園」は、風にたなびく自然の草花と食を、お客さまにお楽しみ頂ける場となっておりますが、
「アーバン・シード・バンク(荒廃した里山に眠る日本の在来植物)」を育てることで生物多様性や地球環境の保全のみならず、
日本の里山地方の創生をお客さまと共に推進して参ります。

多くのみなさまと共に、日本の里山風景を守り、地方を元気にし、かつ、自然と社会双方の多様性を豊にしていく
“アーバン・シード・バンク” プロジェクトを応援します。

株式会社 そごう・西武　 ＣＳＲ・ＣＳＶ推進室長　田口　邦子