平成27年11月10日
株式会社環境ビジネスエージェンシー
第12回エコプロダクツ
審査委員長特別賞(奨励賞)受賞
株式会社環境ビジネスエージェンシー(代表取締役:鈴木敦子)が平成27年6月より開始した「アーバン・シード・バンク」プロジェクトが、この度、第12回エコプロダクツ審査員長特別賞(奨励賞)を受賞いたしました。
今回受賞対象となった「アーバン・シード・バンク」プロジェクトは、荒廃している里山の地中には眠っている在来種の種(これらの埋土種子群のことを“シードバンク”といいます)を用い、この種から育てた在来種苗を都市緑化に活用※して、里山に資金を還元することで里山保全・再生の継続的活動を促し、全国に拡がる荒廃里山および周辺地域の再興と、都市の生物多様性向上との双方を同時に実現するプロジェクトです。
(公式Webサイト:www.urbanseedbank.com )
※使用する植物は、それぞれの土地の生態系攪乱を防ぐため、ユニットの設置場所と種苗採取地は環境省によって定められた植生地域区分における同一区分内のものを使用し、寄せ植えします。
※ユニットは植物採取や製作、設置場所について「7つの約束」を守り製作しています。7つの約束はこちらからhttps://urbanseedbank.com/place/
本プロジェクトのメリット
1)都市に居ながらにして里山保全活動に参加できます
2)自然環境だけでは間に合わなくなった生物多様性保全を都市緑化で実現できます
3)決め手に欠ける生物多様性向上策としてわかりやすく手軽なツールとなります
4)希少となった日本の在来生植物の保全に繋がります
5)都市と里山地域との交流が生まれ、地方創生に繋がります
今後も私たち環境ビジネスエージェンシーは、「アーバン・シード・バンク」プロジェクトを通して、個人・法人問わず多くの方々との協働のもと生物多様性の豊かな都市と里山再生の実現に向けて邁進してまいります。
引き続き、ご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
■「アーバン・シード・バンク」プロジェクト推進体制■
里山ユニットのプロモーション|株式会社環境ビジネスエージェンシー http://www.ebagency.jp/
里山ユニットの製造|株式会社ゴバイミドリ http://www.5baimidori.com/
里山再生のコーディネーター|認定NPO法人環境リレーションズ研究所 http://www.env-r.com/
里山再生の担い手|合同会社フォレストウォーカー、その他全国の里山ネットワーク
■エコプロダクツ大賞とは■
エコプロダクツ大賞推進協議会(会長:森島昭夫/名古屋大学名誉教授)は11月10日、「第12回エコプロダクツ大賞」(主催:エコプロダクツ大賞推進協議会、後援:財務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)が主催するものです。
「エコプロダクツ大賞」は、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰することを通じて、それらに関する情報を需要者サイドに広く伝えるとともに、エコプロダクツの供給者である企業等の取り組みを支援することで、わが国におけるエコプロダクツのさらなる普及を図ることを目的に、2004年創設され、第2回からは中小企業のエコプロダクツへの取り組みを奨励するために、審査委員長特別賞(奨励賞)が設けられています。エコプロダクツ大賞では、製品/サービスを統合して「エコプロダクツ」と称しています。
審査結果においては、最もすぐれたエコプロダクツとして、農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞の4件の大賞がそれぞれ決定。また、大賞に次いですぐれたエコプロダクツとして、9件がエコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)に決まりました。さらに中小企業からの応募案件を対象とする審査委員長特別賞(奨励賞)として、3件が表彰されることとなりました (第12回エコプロダクツ大賞審査結果を参照)。
なお、表彰式は12月10日(木)9時50分より、同日から東京都江東区の東京ビッグサイトにおいて開催されるエコプロダクツ2015展示会の会場内で実施されます。
*エコプロダクツ2015とは
1999年から開催されている日本最大級の環境展示会で、今年は12月10日(木)から12日(土)までの3日間、東京ビッグサイトで開催されます(主催:一般社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社)。(http://eco-pro.com/eco2015/)
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